02.多様なプランと変更を叶える
新築のとき、家族は、 の5人だった。 20年後、父と母2人だけの家になった。 いつの間にか、兄と私(子ども)の部屋が、物置部屋になってしまった。 30年後、 は独り暮らしになった。 持て余す家は、つらくなる。 家族の未来を シミュレーションして、 住まいを プランニングしよう。
今、空き家になっている家のほとんどは、家を建てた時の家族の注文に合わせて造られた家です。特に景気がよかった時代に建てられた家は、家族みんなの要望を満たす余り、小部屋ばかりの多い「下宿屋プラン」になり、改造しようにも、内部耐震壁と管柱が邪魔し、どうしょうもない家が少なくありません。 Hシリーズは、構造体が出来ると、先に床を貼って、内部造作を後からやるシステムなので、内部の壁や柱を取っ払っても構造に影響されず、内部を自由に「再築」することができます。 家は、現役家族だけのものではありません。まだ見ぬ、未来家族の家でもあります。建築時に、家族がどう住んできたか、これからどう変わるかをシミュレーションして、ずっと生き続ける住まいをつくりましょう。
◆idea 01 夕食後はタタミの上でごろ寝したいな。お父さん、だらしないんだからぁ。土間が広いと収納に便利だね。
◆idea 02 キッチンは独立タイプ。居間はタタミで、食事は座卓がいいな。東の窓辺での朝食は気持ちがよさそう。
◆idea 03 お父さんの部屋から直接トイレに行けた方がいいし、近くにいると安心だわ。お父さんも寂しくないんじゃない。
◆idea 04 小さくても、タタミの部屋があるといいね。普段は昼寝部屋になったり、瞑想する部屋になったり。
◆自由なベース 家族構成やその移り変わりにフィットしていけるのが「びおハウスHシリーズ」。内部には大黒柱(1〜2本)があるだけ。
◆idea 01 個室は小さくても、プライバシーが保たれている。家族共有のクロークもいいね。
◆idea 02 2人の子どもは受験だから、個室で勉強ね。ホールの机は、ママがSOHOで使うわ。
◆idea 03 しばらくは、2人だけの生活を楽しみたいね。私、ハンモックでお昼寝したいな。
◆idea 04 親子3人川の字で寝るのもいいけど、そろそろ息子の部屋を用意してはどうかな。
00.100年住み継ぐ家 01.長寿命・高価値Body 03.だから、売ることもできる
04.限りある予算で実現するために 05.風景をつくる 06.できるだけ自然のチカラで快適に
07.自由度の高い納得の構造 08.家は記憶でもある 09.平凡ということの非凡